2004年12月31日 (金)

◆ 自由律俳句  2004年12月

2004.12

◆ 遭えなかった子の顔浮かんだ昼の窓ガラス  すずきみゆき

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2004年11月 6日 (土)

◆ 自由律俳句  2004年11月

2004.11.3

◆ 仄かなる雲間の青さ抱く ああススキよ  すずきみゆき

◆ 一日の夢が始まる朝の覚醒        すずきみゆき

2004.11.6

◆ てのひらにのった1気圧のからっぽ重い  すずきみゆき

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2004年10月31日 (日)

◆ 自由律俳句  2004年10月

2004.10

◆ 花と風うかべて夕闇を呑みほす     すずきみゆき

◆ 月赤く燻り何かが終わろうとしている  すずきみゆき

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2004年10月20日 (水)

詩【降伏】 2004.10.20

2004.10.20

【降伏】  すずきみゆき

一瞬
どうして良いか分からなくなって
私は顔を歪め拳を握りしめた

あなたの言葉の前に
私はあまりに無力だ

求めていたものがここに在り
その言葉は私を確かに動かし
想いが音となって溢れ出てくるのに

あなたの真誠を汚してしまいそうな
不安が私を卑屈の檻に閉じ込めてしまう

あなたとの戦いのように見えて
自分に挑んでいる震える指さき
作曲家の良識と性(さが)とが
折り合えないで加熱しつづける

今あなたの言葉に
ひれ伏すことができたなら
どんなに救われるだろう
けれど
あなたに降伏するのは
この曲を書き上げてからにしよう

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2004年9月30日 (木)

◆ 自由律俳句【寺参り】  2004.9

2004.9

 【寺参り】  すずきみゆき

◆ 見知らぬ老人とじっと無縁墓地に佇みぬ

◆ 渡れるほどまだ身軽になれぬ対岸に子の居り

◆ 地蔵もわたしも手ぶらで雨音ばかりの帰り道

◆ あまりに小さき子のいかに川を渡って逝けり

◆ 優しい顔は生まれてから死んだ地蔵さん

◆ お地蔵さんさよなら まだ降り止まぬ

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2004年7月30日 (金)

●自分の中の「大人」を乗り越える  2004.7.30

2004.7.30

●自分の中の「大人」を乗り越える  すずきみゆき

毎日あついですね。(^^;)

何をするにしても最大の敵は自分の「心」だと思い、
いつでも平静に創作に取組むように試みています。
子どもの頃から、どんな時でもそうして来ました。
ですから同様な生き方を続けたいのですが…(^_^;;

無心に過ごせない、大人になってしまいましたか(笑)
叶わぬなら叶わぬで、何も言わずに実行あるのみ。
道を歩いて・・・ひたすら道を歩きつづけて いつか
自分の中の「大人」を乗り越えて行かねばなりますまい

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2004年7月11日 (日)

◆ 自由律俳句  2004年7月

2004.7

◆ どんよりとして陽の見えずとも影を映す  すずきみゆき

2004.7.11

◆ 琥珀色の窓がやさしい決別の朝      すずきみゆき

◆ 家並暗く まだ動き出さぬ朝だ      すずきみゆき

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2004年5月10日 (月)

◆ 自由律俳句(ー人ー)  2004年5月

2004.5.10

◆ 一つだけの芽 落ちて寂しい (ー人ー)  すずきみゆき

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2004年5月 4日 (火)

詩【ラムネ】  2004.05.04

2004.05.04

【ラムネ】  すずきみゆき

過去の殻をやぶり 未来を育てよ

瓶の中に封じられた夢を 希望を

わたしの舌の上で静かに成就させ

ひとつひとつ解き放ってやりたい

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2004年4月30日 (金)

◆ 自由律俳句  2004年4月

2004.4

◆ 寺山さん 花の咲かない故郷の渚でも芽吹きました  すずきみゆき

※ 寺山修司の詩「種子(たね)」を読んでね。

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2004年3月18日 (木)

◆ 自由律俳句【紙飛行機】  2004.3.18

2004.3.18

 【紙飛行機】  すずきみゆき

◆ 紙飛行機とばそう 春の想い乗せて

◆ 紙飛行機ふたつ 春の空をすべる

◆ 紙飛行機ゆれた 春風のいたずら

◆ 夕陽の中をおちる 長い影ふたつ

◆ しとしと濡れて 草むらの紙飛行機

◆ お前よ まだ飛べるか よれよれの春の月だが

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2004年3月 3日 (水)

◆ 自由律俳句  2004年3月

2004.3.3

◆ のびして私がほどける寝床も春だ        すずきみゆき

◆ 空にぽつんとあいた穴まばゆい春の陽      すずきみゆき

◆ ちぎれ雲ほかほか どれアンマンでも食べよう  すずきみゆき

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2004年2月29日 (日)

◆ 自由律47句による詩【道草】

2004.2.

自由律47句による詩

     【道草】  すずきみゆき

 
<序> 道草の食い方にも色々と作法がある
    されど吾輩の辞書に道草はない

<起> ある朝気づくと私の中に「わたし」がいない
    かけ違った文明という歯車かたく
    目醒めれば現実の儚さを知るばかり
    狂った感性が横行する表通り
    狂気と見紛う正気の自分が危うい

    北をめざせ母なる海をめざせ
    故里の山河悠久の時が流れ
    白い石浜海の青さをたたえる
    冬の夜山里に星のふる降る
    ふるさとでほんとうの「わたし」をとり戻したい

<承> 松林なつかしく海の遠鳴りを聴く闇
    枝越しにちらちらと誘う灯りに足の向く
    快楽原則がもたらす文明の明りだ
    短い蝋燭にまぼろし揺れてる
    なぜ和む山切り崩した庭園の灯籠
    汚染工場の自慢の保養施設だ

    希望も失望も数多き人の一生
    触れて優しく住めば困(こう)ずるされど故郷
    鍬握り翳した手の節榑立ちて
    秋収め実らぬ稲の空仰ぐ
    出稼ぎ人農村に帰らず
    子の戻らぬ町観光に望み托す
    夏の波に浮かぶサンオイルの輝き

    純白の浄土ヶ浜の想い出煤けゆく

<転> 安堵と不安が同席する食卓のらんぷ
    選ぶことのできぬメニュー
    活きる私の括った腹を満たすもの
    何をか喰らわんとす品書きにない逸品

    変りゆく「作法」多元世界への変遷
    真偽を定める言葉持たぬ博学の士たち
    危ういのは正気と見紛う狂気の己(おのれ)だ

    燃え尽きそうな蝋燭にゆらぐ価値観
    今ともしび消えんとして光を増す
    テーブルが壁が床が白んでぐらりと歪んだ
    「私はどこだ…」もう一人のわたしが嗚咽する
    光明絶え「現実」と「幻想」が入れ替わる
    残像の中から近づく足音と輪郭

<結> オマタセシマシタ トウテンジマンノ「道草」デス

    無常観に堪えながら私は「わたし」を見つけた
    時代の作法に流されぬ根っこ生やしてる
    潮流に足浸して自分をつづけてる
    言葉などではない実体だ

    ああ これが私なのか…

<跋> 道草ノ食イ方ニモ色々ト作法ハアル
    サレド吾輩ノ辞書ニ 未ダ「道草」ハナイ

(2004年 1月 31日構成、 2月 2日首、 2月 24日尾)

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2004年1月 4日 (日)

●他人のペースの中で自分の能力を発揮  2004.1.4

2004.1.4

●他人のペースの中で自分の能力を発揮  すずきみゆき

唐突にスミマセン。 私事ですが今日のできごとです。
私は常日頃から、他人のペースの中でも自分の能力を発揮することのできる人が本物の大人であり、また「仕事ができる人」とは、組織や現場でそういうことのできる人間を指して言うのだと思っていますが、
今日はお弟子に、創作にもバランス感覚が大切という話から全体の中の自分の役割を知るという話になって、そこから「他人のペースの中で能力を発揮する」ための訓練が必要云々と、長々と語ってしまいました。
私自身への反省点も多く発見され、語ってみて良かったな〜と思いました。σ(⌒▽⌒;)

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